プロフィール
vol.08東京都在住 (28歳 女性)

日本医科大学卒業
大学で初期臨床研修
現在 市中病院消化器科に勤務の5年目

研修医時代の思い出・医学生へメッセージ

 皆さんは臨床研修についてどんな期待と不安をお持ちですか?
私たちは新制度導入一年目でした。
外科が最初のローテー先でしたが、指導医の先生方が、自分の科に来るはずもない
一年目の何もできない女医二人(研修コースを女友達と一緒に回りました、)を
どう扱ってよいかかなり困っていたのを覚えています。
実際どうしてよいかわからない、と言われたこともありました。

 新制度から5年がたち、私も現在一年目のオーベンになることがあります。
そのときに、私たち以前の医局制度時代の医師にはわからない苦労がある
ということをよく伝えています。
2年間、常に新しい病棟、医者、看護師、薬、病気、、、
本当に興味が持てない科もたくさんあります。
そして2年後、何一つ専門的な知識が無く、手技もできない3年目の自分がいます。
勉強しろといわれても、もう3週間後にはその知識は必要ない場所に
いくわけですからモチベーションもなかなかあがるものではありません。

ただ、その2年間で誰に知り合うかで、その後の人生がかわることがあります。
それがこの研修医制度の面白く、かつ大事なところだと思います。
人間ですから、指導者への憧れ、その医局の雰囲気、出会った患者などによって
進路はいくらでも変わっていくのです。
もともと産婦人科希望だった私も消化器内科医になりました。
仕事、医学への興味なんて、3年目以降にわいてくるものだと思います。
実際私も今頃になってやっと医学への興味をもち、
再度STEPから読み直しているくらいです(笑)。基本が大切!

だから、勉強よりも何よりも、初期研修の間に良い先輩に出会ってください。
患者と沢山触れ合って、話をして、人間性を磨いてください。
そういう人々に従って選んだ道はものすごく大変でも絶対後悔しないし
楽しくなってきます。
 良き初期臨床研修医時代をお過ごしください!!

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