プロフィール
vol.14神谷みか先生

予防医学、産業衛生分野で活躍中

勉強の計画

 国家試験の出題範囲は広いですね。
勉強の計画を立てる際には
「今、全体の中のどの部分を勉強しているのか」
「長い目でみた時に、何をしておくのが良いか」
を常に意識すると良いでしょう。

私は生活習慣病に興味を持っていましたが、
直接関与しない分野に関しては、あまり興味がなく、
モチベーションの維持が大変でした。
例えば小児科、耳鼻科、悪性腫瘍などです。
専門家に任せれば良さそうなことまで、
なぜ暗記しなければならないのかと、
投げ出してしまいそうなことも度々ありました。

しかしある日、ふと思いました。
「卒業したら、この分野を
きちんと勉強する機会はもうなくなるのだな」と。

「これが、この分野を勉強する最後のチャンスだ」
と考えるようになったら、苦手分野でも、
不思議と気持ちが楽になりました。

卒業してからは、広く勉強しておいて良かったと
実感しています。

例えば、患者さんに、
専門外のことを相談された時に、
「専門ではないから」拒絶したり、
冷や汗をかきながらいい加減な返事をしたり、
不安そうな態度を示したりすると、
信頼していただけなくなるかも知れません。

また、他科の疾患の既往があったり、
複数の科にかかっている場合には、
医師の間で言うことが矛盾していると、
患者さんが困ってしまいます。

ある程度広い知識があったほうが、
診療は断然、円滑に進むと思います。

卒業したら、勉強する暇はなくなってしまいますから、
ぜひ、国家試験の機会に、
しっかり全体を押さえることをお勧めします。

皆さん、がんばってください。

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