プロフィール
vol.16加藤 哲朗先生 (35歳)

1999年東京慈恵会医科大学卒
都立病院で5年間の臨床研修後、母校で勤務

専門:感染症科(HIV/AIDS、輸入感染症、ワクチン)、
   呼吸器内科、がん診療、一般内科

医学生に向けてメッセージ

 自分にとって理想の医師像は、知識と技術と向上心を兼ね備え、「プロ」として仕事ができることだと思う。
大学の講義は出席せずにテストさえ通ればよく、知識は卒業して必要に迫られてからでもよいと考える学生がよくいるが、その考え方は極めて危険である。社会人になってから学ばなければならないことは医学生時代以上であり、ベースとなる部分が中途半端では効率よく知識や技能を習得できず、結果的に医師としての能力に差が生じることにもなりかねない。また社会人になると人から教わる機会は減り、自学が必要となるが、この姿勢も早いうちから身につけておくことが望ましい。あとになればなるほど修正しにくくなる。
卒後の初期研修を行う病院の選択は非常に重要である。研修医時代に学んだことが医師生活の基礎の基礎となり、生涯にわたって関わってくる。また最初から変な悪癖を覚えてしまうとなかなか直しにくい。やはり、優れた施設・優れた指導医のもとでの研修を行うことが望ましい。実際、自分の専門や興味ある分野や診療スタイルなどは研修病院で指導していただいた先生(自分では師匠と仰いでいる)の影響が大きいと今でも思っている。
 医学生・研修医というある意味頭の固くならないうちに、そのときでしか得られないことがあるということを肝に銘じて部活動、勉学に頑張ってください。使える時間はどんどん少なくなってきます。今ある限られた貴重な時間を有効に活用し、それぞれが理想とする医師を目指してください。

このページのトップへ

医学部を卒業された先輩医師の皆様、現役医学生へ向けてメッセージを発信しませんか? 原稿を随時募集しています。どうぞお気軽にお問い合せください。

メッセージの原稿はinfo@igakusei.jp へメールにてお送りくださるか、お問い合せより ご連絡ください。