プロフィール
vol.17東京都在住 (35歳 女性)

内科系
趣味:ドライブ、お料理
研修終了後、大学病院に勤務し、大学院へ進学しました。
基礎研究にはいる前に、少し臨床を経験していたため、
臨床能力の遅れは、あまり感じずに過ごせています。

医師を目指そうとしたきっかけ

 実家が開業していたため、自然と目指すようになりました。

医学生時代の思い出

 医学生時代からこれまでをふり返ってみると、私は、母校に残っているため、同期や先輩、後輩の存在の大きさを痛感します。部活などの学生生活を一緒に過ごしたり、いろんな経験をしたりすると、卒業後も強く心に残ります。働きはじめてから、職場で困ったことがあれば、相談をしやすく、助言してくれたり、一緒に患者さんを診てくれたりと、私を支えてくれます。もちろん私もそうありたいとも思います。そして、患者さまを、良い方向へ導いてくれます。学生時代の影響は大きいと思います。
最近は母校以外で、研修をされる方も多いと思いますが、知らないところで、自分を助けてくれたり、良さや働きを認めてくれている人たちがいます。医療はチームプレーなので、自分の心がけ次第で、仕事の流れはかわります。全力を尽くしてほしいです。

医師国家試験について、エピソード

 当時は6年生の夏前より、過去問集でグループ勉強をしました。一番初めは、当然解けなくて当たり前です。問題(何が問われているか?)の理解と回答解説の理解に努めました。9月より学校でも、国家試験対策の授業が始まるため、9月前には、過去問集をみんなで一通り終わらせました。授業とグループ勉強(過去問2回目)とを続けました。12月には、全範囲を授業とグループ勉強により3回は見ていることになります。12月に少し休養をとり、温泉旅行や卒表式・謝恩会の準備で袴などの準備をし、思い出に残っています。年明けからは、とにかく繰り返し見直しに徹しました。私は一人で勉強するのは危険だと思います。的外れになる恐れや、勉強の進みが遅くなります。1位をとる試験ではありません。みんなが知っていることを、知っていればいいものなので、助けあって勉強してください。

研修医時代の思い出

 研修医の頃は、とにかく忙しかったです。10年経って思うことは、研修修了後は専門領域に進むので、研修医時代は全科を学ぶ最後のチャンスです。私は、医療は経験と知識、自己管理が必要と考えています。知識は目の前に患者がいなくても学べますが、経験は医療現場でしか学べません。研修医は忙しく、つらく思うこともあると思いますが、経験が多いほど、将来に役立ちます。恥ずかしい話ですが、私は文献を調べて患者さまを診るようになったのは最近のことです。勉強は、あとからでもできるので、とにかく多くの患者さまを診てほしいです。もう一度研修を受けたいと思いくらいです。

医療における現状の課題

 医師不足はかなり深刻だと思います。大学病院からの派遣に頼りすぎた病院も問題かと思います。都市と地方と格差なく医療が受けられるようになればと思います。

医学生に向けてメッセージ

 まずは、難しいことは考えず、国家試験合格だけを目指してください。次に、合格したら、なんとしても研修を修了させてください。そうしなければ、医師として働くことができない時代です。友人や先輩に頼りながらでもいいので、修了してください。時には、周りの人を助けてあげてください。 あと、患者さんやその家族に対して、思いやりを持ってほしいです。私たちは、健康に過ごしていてもいろいろな悩み(家族、仕事や人間関係、経済面など)をもって生きているはずです。病気は、さらに大きな問題を抱えることになります。我々が医療以外のことに携わることはありませんが、患者さんや家族が、自分自身だったり、自分の両親だったりしたら、どんな気持ちなのかを考えてみてください。

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