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Vol.22ポテチ税、雇用まで「減量」 ハンガリー【ユウより】
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東欧ハンガリーで昨年9月から始まった「ポテチ税」が、菓子業界を直撃している。売り上げ減を恐れてリストラに踏み切る企業が続出。3千人以上が失業の危機にさらされている。国民の健康向上と税収増を狙った奇策は、副作用も強かったようだ。

■菓子業界、売上減に恐々

 「62人の仲間とお別れしなければならない。すべてポテチ税のせいだ」

 昨年10月、ハンガリー最大手の菓子メーカー「ボンボネッティ」のシャーンタ社長は地元紙に、従業員62人をリストラする考えを明らかにした。海外にもスナック菓子やチョコレートを輸出する1868年創業の老舗(しにせ)。全社員の約1割に当たる集団解雇に業界は騒然となり、地元メディアは「ポテチ税で菓子業界もダイエット」と書き立てた。

 政府は、肥満防止のためだと理解を求めるが、菓子業界は納得がいかない。課税で見込まれる税収は昨年が約50億フォリント(約16億円)、2012年は約200億フォリント(約62億円)。業界団体の試算では、半分以上が菓子業界関連とされる。同団体のベーライ事務局長は「摂取カロリーに占める菓子類の割合は約5%に過ぎないのに、不公平だ」と反発する。

 課税で菓子類が高くなれば、消費者が離れてしまうかもしれない。税金がかからない砂糖や塩分控えめの新商品の開発には、金と時間がかかる。行き詰まった企業が選ぶのがリストラだ。労働組合の試算では、主要24社で8~14%の従業員が解雇される見通し。下請けの中小企業まで含めると食品業界全体で、3千人以上が職を失うという。

 労働組合のイエヌ・デカン委員長は「国民の健康を守るための政策で、労働者が仕事を無くしてしまうのは納得できない」と憤る。

 影響はハンガリーに進出している外国企業にも及ぶ。ドイツ系のスナック菓子大手「Chio」はポテチ税導入を受け、ハンガリーに予定していた工場建設を取りやめた。

 ブダペスト中心部の雑貨店ではポテチ税導入前にめいっぱい商品を仕入れて備えたが、在庫が底をつき、昨年11月に値上げに踏み切った。例えば、1袋120フォリント(約37円)だったポテトチップスは160フォリント(約50円)に。店主のアリさん(58)は「売れ行きが落ちるとすればこれから」と不安そう。隣国オーストリアやスロバキアでまとめ買いしてくる人も増えているという。

管理人・参加医学生のコメント

昨年9月からハンガリーで「ポテチ税」が始まりました。
健康増進と税収増加を狙ったユニークな課税だと注目していましたが、
雇用まで「減量」という皮肉な結果も招いています。

果たしてポテチ税が健康増進にどれだけ効果があり、
雇用が喪失してまでも増税する必要があるのか気になるところです。
みなさんはこのポテチ税についてどのように思いますか。

私もそう思う:ポテチ税に賛成
私はそうは思わない:ポテチ税に反対

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